日本政府与党「国連会」総裁
トオル・フクシマ (Toru Fukushima) 61歳(声:Jim Ward)
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日本政府与党「国連会」総裁。茶人の道への憧れからワシントンの和風料亭フクシマのオーナー業を営む。国連会で最大の発言力を持ち、合衆国政府との外交交渉を主に行なった。かつて「八雲当時内閣政策論」を生んだ「7人会」の一員であり、当時の党幹部による会の強引な解体と論文の秘匿という挫折を味わっている。
日本の合衆国への依存体勢からの脱却を企図し、安全保障条約の終結を目的とした強気の外交に乗り出すも、反対勢力の野党自民会が雇った殺し屋ジュリア・キスギに銃殺される。
質素な和装の老人。国連会を纏め上げるだけの人物であり、ハーマン・スミスと対等に語り合える「客人(フィクサー)」であった。
ヒロ・カサイ (Hiro Kasai) 52歳(声:Robin Atkin Downes)
自民会に雇われている情報屋。合衆国内の日系コミュニティに精通していた。日本へのミサイル着弾を目前に合衆国政府と自民会の間で調整に奔走。会談を阻もうとするジャン・デポールの抹殺をスミス同盟に依頼するも、日合会談はデポールと無関係に合衆国政府の土壇場の裏切りによって破談に。この結果の制裁か、マツケンによってビルの屋上から転落死させられる。
禿げ上がりかけた頭髪と飾り気の無い眼鏡にスーツの、一見さえない痩せ形の男性。死亡時の姿はブリーフと靴下だけの半裸で、乳首にピアスを付け、口にボールギャグを咥えた変態的な格好であった。
ケンジロウ・マツオカ (Kenjiro Matsuoka) 30歳(声:Steve Blum)
通称マツケン。国連会統括本部長で、若手実力者と目されていた。「落日」後編に登場。日本のミサイル危機の責任をキバとクララに追及され、逆上し2人に銃を向け自害を図るも、その場に現われたクン・ランの「神の手」で「開眼」させられる。開眼後それまでの感情的で重圧に脆い面が消え、「笑顔」の章ではフクシマ、クララ、キバ亡き後の国連会を支える唯一の幹部として再登場する。この時マツケンは1千万人の日系移民の票を束ね、合衆国選挙に多大な影響を及ぼしうる人物として合衆国各党から熱い視線を送られる存在となっている。しかしマツケン自身は日本へのミサイル着弾を許した合衆国に報復する機会をうかがっており、合衆国文部省長官グレッグ・ナイトメアを暗殺し大統領選挙に隠されたシステムを破壊する。
クン・ランの薫陶を受けた身であり日本の復讐のためにはテロをも辞さないが、その行動は「笑う顔」タイプのテロとは異なりより政治的で、自身も「笑う顔」との関係には一線を引いている。最終章「獅子」に至るまでに国際連合への強い働きかけにより合衆国の立場を危うくしており、この章でプレイヤーがマツケンを生かすか殺るかの選択によって終盤の展開に大きな変化が起こる。
広島県出身で口調には広島なまりがある。スーツに角刈りのいかつい姿。
トレヴァー・パールハーバー (Trevor Pearlharbor) 27歳
コミック作家。原作版(コミック版)ハンサムマンの生みの親である。自分が描いた物語が現実に起こっていく様を見て自身の特別な能力と誤解し(実際は広告代理店エレクトロ&ライン社の仕掛けた広告戦略であった)、増長して超一流アーティストを気取り広告代理店との関係を悪化させる。またハンサムマンの行動を危険視した合衆国政府からもkiller7を差し向けられ、アトリエで新作の執筆中にダン・スミスとハンサムブラックが闖入。直前までkiller7対ハンサムマンのストーリーを描いていたトレヴァーは無邪気にハンサムブラックの勝利を疑わなかったが、コミックの筋書きとは異なり代理店の意向によって、彼自身がハンサムブラックに殺害された。
ぼさぼさの寝癖頭によれたシャツの、いかにもナード風な外見。ドミニカ共和国にアトリエを持ち、アトリエに通じる門の鍵はハンサムマンのコスチュームのカラーチャートを順に入力することで開くという、自分とコミックマニアだけが開ける構造になっている。
ラブ・ウィルコックス (Love Willcox) 16歳(声:Debi Derryberry)
アンダーグラウンドのインターネット界で活躍するシナリオライター。シナリオと現実をリンクさせる才能を持ち、エレクトロ&ライン社に依頼されハンサムマンが主人公のゲーム『killer7 ONLINE』のシナリオを執筆していた。トレヴァー・パールハーバーとは親友で、トレヴァーを切り捨て殺害したエレクトロ&ライン社に復讐を誓う。
プラチナブロンドの美少女の姿で描かれる。『Hand in killer7』では引きこもりの女子高生とされる。
ベンジャミン・キーン (Benjamin Keane) 69歳(声:Steve Blum[8])
国立コバーン小学校の現校長。合衆国大統領となる野望に燃え、校長室で出会ったガルシアン・スミスに、自身が勝利すればスミス同盟に現職大統領を暗殺させるという条件のロシアンルーレット対決を挑む。この時キーンは6発入りの銃と見せかけ7発入りの銃を使用するというトリックを仕掛け、1、3、5回目をやり過ごし勝ちを宣言するが、トリックを見抜いたガルシアンに6回目の引き金を引かれ、進退窮まり最後の1発を撃って死亡した。
「女を100%口説く必中術」が自慢のスーツ姿の堂々とした紳士。しかしロシアンルーレットが回を進めるにつれ、死のプレッシャーと大統領の座に近付く興奮を見苦しいまでに顕にする。
脇役・端役
スペンサー (Spencer)
合衆国参謀。「落日」の章に登場。日本に向けられてミサイルが発射された際に大統領へホットラインを使用し判断を仰いだ。
クラモト (Kuramoto)
オオタ (Ohta)
ともに日本自民会議員。「落日」後編に登場。角ビルで行なわれた日合会談に出席し、飼い犬と見下す合衆国のジェファーズ、ダッドリーらと麻雀の卓を囲んでの会議を行う。会談を始めるより前に自民会と合衆国民産党の間では話が纏まっており、この会談の結末も予め安全保障条約の延長とミサイルの迎撃という形に決められていた筈だったが、土壇場で合衆国がこのシナリオを破棄。クラモトとオオタは日本の命運を賭けて分不相応なネゴシエートに挑む羽目になる。
もとより会議を捨てている相手との会談は噛み合わず、平行して続いた麻雀の勝負では鳴き続けて裸単騎からの九蓮宝燈を和がるも(この一連のシーンは麻雀劇画『哭きの竜』のオマージュである)、フリテンに気付かずチョンボとなる。これが最後の一押しとなり会談は決裂し、銃を抜いた4名全員の相撃ちとなる。
ジェファーズ (Jeffers)
ダッドリー (Dudley)
ともに合衆国民産党議員。「落日」後編に登場。角ビルの日合会談に出席する。2人は会談を破談に終わらせたい合衆国の捨て駒として送り込まれており、彼らがサルと見下すクラモト、オオタらとは最初から妥協点を探る意思を持たなかった。思惑通り会議は難航し、最終的に銃を抜いた4名全員の死という結末を迎えた。
ガブリエル・クレメンス (Gabriel Clemence)(声:Chris Cox)
ファーストライフに勤めるウルメイダインターシティ住人。「雲男」の章に登場。ウルメイダに「今日のラッキーマン」に選ばれた事を無邪気に喜ぶが、その役割は死亡速度計測(デッドドライブ)、すなわち超高速で走るスーパーカーのGに人体がどこまで耐えうるかを調べる実験であった。この実験で運良く生き残ったクレメンスはウルメイダの「死のリスクによって生の実感が得られる」とする思想を理解し、ウルメイダの死後にその血の雨を舐めて遺志を継ぐ。その後の消息は不明である。
メリル・リンチ准将 (General Lynch)
合衆国緊急対策防衛室に所属する軍人。「雲男」の章に登場。killer7の動向を追い、軍隊を引き連れウルメイダを捕獲。ウルメイダが「笑う顔」化する前に処理しようとしたが、駆除に失敗し覚醒したウルメイダの血の雨を浴びて死亡する。
ペドロ・モンタナ (Pedro Montana)
合衆国移民局の人身売買の黒幕の一人。「邂逅」後編に登場。孤児の取引ではカーティスが女子を、ペドロが男子を扱うという暗黙の了解が結ばれていたが、「笑う顔」の被害で孤児の絶対数が減り、なおかつ「笑う顔」の材料としての臓器需要が高まったために、カーティスを裏切り男女に関係なく市場を独占する。この結果カーティスの怒りを買い、一家を惨殺された末に憤激の中銃殺された。
過去にダン・スミスやカーティスと同じくシアトル自衛団に所属。自衛団では資金を横領し、その罪をダンに着せてカーティスに殺させている。
エド・マカリスター (Edo Macalister) 36歳
ホテル・ユニオンのフロント係。「笑顔」の章に登場する。物腰丁寧なホテルマンで、一度来た客の顔はすべて覚えていると自称。ホテルを訪れたガルシアン・スミスの顔を記憶していた。最初の登場時は不意に姿を消し、次の登場時には何事も無かったようにガルシアンに新聞を渡している(この2回がエドの全ての登場シーンである)。
本来はghm作品『花と太陽と雨と』に登場した、ホテル「フラワー・サン・アンド・レイン」の支配人であるが、カメオ出演として本作中にもよく似た役職で登場している。
リンダ・バーミリオン (Linda Vermillion)(声:Jennifer Hale)
ヒットウーマン。「笑顔」後編に登場。「国を守る者」を自称し、国家の秘密を知りすぎたミルズを殺り、同時にkiller7の新しい情報屋となったという。しかし彼女の言動は合衆国の国益や政府への依存を否定しており、合衆国政府に雇われた情報屋としては不自然な面がある。
黒のコートの下は素肌に近い大胆な服装の美女。劇中一度しか登場せず、その行動には謎が多い。
笑う顔(ヘヴンスマイル)
クン・ランの「神の手」の力によって生み出された、「笑う顔」あるいは「ヘヴンスマイル」と呼ばれる生体兵器。「HS」とも略される。高い破壊力のある自爆能力(自らも死亡する)を武器に人間を襲い、クン・ランの目的である「テロリズムのためのテロリズム」を実行する。ゲーム中ではプレイヤーキャラクターに接近して自爆することでダメージを与える存在。
元は人間であり多くは人に近い姿形を持つが、肌の色や質感が人間と大きく異なる。また笑顔のように頬まで大きく割けた口と、そこに生えた鋸状の牙が特徴。ヘヴンスマイル化した人間は暫くは人の姿と知性を保つが、その思考は殺戮を好む。人間の体を捨てて完全にヘヴンスマイル化して以降は、非理性的で無差別に人間を襲うようになる。
多くは「都市迷彩」を備え、肉眼ではほぼ透明に映る。しばしば笑い声をあげる習性があり、ゲーム中では姿の見えない「笑う顔」を駆除する上でこの声が重要な攻略の鍵となる。大半の「笑う顔」には「腫瘍」と呼ばれる弱点があり、この部位にダメージを受けると一撃で死亡に至る。
『Hand in Killer7』では、「笑う顔」の生産拠点はアジア某所であり、「神の手」を科学的に模倣したシステムによる「工場」での量産体制が整っているとされている。また「笑う顔」は恒常的な悦楽状態にあり、それが発せられる笑い声の要因となっている旨も記されている。
以下の解説のうち英語名は、英語版『Killer7』での呼称。
ヘヴンスマイル (Heaven Smile)
もっとも基本的な人型のHS。プレイヤーキャラクターを認識すると徒歩で接近し、近距離で飛びつき自爆を図る。これは他の多くのHSにも共通する特性である。
「ヘヴンスマイル」はHS全般を指す語でもあるが、その場合は「笑う顔」にルビで「ヘヴンスマイル」、あるいは単に「笑う顔」「HS」等と表記し、この種単体を指す場合はルビなしの「ヘヴンスマイル」と記すことで主に区別される。
ツバキスマイル (Camellia Smile)
イワザルいわく「内通者」で、スミス同盟の特殊能力の使い処に現われることでヒントを与える。本来白色の姿であるが、全身が血液(「裏切り者の洗礼」)まみれで、それが咲き乱れる椿のような紅白の模様に見える。
倒せば大量の血液が採取できるが、部位破壊は不可能。またプレイヤーキャラクターが一定距離まで近付くと、悲鳴をあげて逃走し自爆するため駆除が困難となる。
デュプリケータースマイル (Duplicator Smile)
都市鎮圧用に改造されたHS。巨大な体を木の根の様に周辺に張り巡らせている。他のHSと違い、体が固定されているため移動はしないが、体内で卵スマイルを生成して吐き出し続ける。
黄あるいは赤の「核(コア)」が唯一の弱点だが、それらは耐久性が高く、ダンの魔弾がほぼ唯一の効果的な破壊方法である。核を全て破壊しない限りデュプリケータースマイルは駆除できないが、ステージが進むごとに持つ核の数も増えていく。
卵スマイル (Egg Smile)
デュプリケータースマイルまたはマザースマイルから産まれたHS。文字通り卵の形状を持つ。「卵スマイル」の名称は劇中には登場しないが、『Hand in killer7』で公式にこの呼称が認められている。
卵の形態のまま転がり、ダメージを受けるか一定距離までプレイヤーキャラクターに近付くと殻が消え、中からヘヴンスマイルが出現する。このヘヴンスマイルは通常のものよりも採取できる血液が少ない。
フラワースマイル (Flower Smile)
例外的に作中、名前が登場しないHS。設定上はフラワースマイルの名を持つ。つややかな体色の他に目立った外見的特徴の無いHSだが、部位破壊不能であり、またダメージを与えるだけで血液が採取できるという特性を持つ。
血液の色はその体色に準じており、採取時は散る花びらのような様子となる。
ミクロスマイル (Micro Smile)
HSのエネルギー供給をまかなう運搬者。翼のように巨大化した掌と背中の噴射装置で空中を浮遊する。黄色と黒、あるいは赤と青の縞模様を帯びている。
小型かつ脆弱で、一撃で駆除が可能。「黒×黄」を駆除すると休眠状態の全人格が覚醒し、体力が完全に回復する。「赤×青」は膨大な血液を持つ。ともに駆除するメリットは高いが登場頻度が低く、移動速度が速いため撃ち漏らしやすい。ミクロスマイルが自爆してもダメージにはならないが、画面が一時的にフラッシュしプレイヤーの視界を奪うことになる。
ランニングスマイル (Running Smile)
例外的に作中、名前が登場しないHS。設定上はランニングスマイルの名を持つ。ヘヴンスマイルに良く似るが、走るという行為が可能なHS。標的を感知すると呼吸に似た声を発しながら走って接近してくる。プレイヤーキャラクターとの距離が縮まれば自爆に至る。
スピードスマイル (Speed Smile)
「天使」の羈絆門にのみ出現するHS。前屈みの異様な姿勢のまま高速で接近し自爆する。首に腫瘍を持つ。
そのスピードのためにダメージを逐一与えている猶予がなく、腫瘍を狙撃して一撃で駆除する必要があるが、移動中は頭を激しく上下に振り続けているため狙撃も困難である。
ヘッドボムスマイル (Bombhead Smile)
広範囲の爆破を目的として開発されたHS。弱点である頭部にカバーを備え、これを開閉しながら迫る。カバーに攻撃が当たると周囲のHSすら巻き込む大爆発(エラーヘッドボム)が発生する。
スパイラルスマイル (Spiral Smile)
HSの改造における失敗作で、子供ほどの高さを持つ球形という異様な形態をしている。鈴に似た音を立てながら低速で転がるのが移動方法。球形の表面にはHSの顔が直線状に並んでおり、このうち緑色の星形で囲まれた顔が唯一の弱点である。
移動速度の鈍さから危険性は少ないが、回転移動するという特質上、弱点が攻撃範囲から隠れてしまう場合が多い。弱点が顔を出すまでは(マスクのグレネードランチャーを除き)無敵であるため、狭い場所に追い詰められれば脅威となる。
アナザースマイル (Another Smile)
人型だが四足歩行するHS。通常時は天井に張り付いて低速で移動し、敵を感知すると地面に落下して高速で這い寄ってくる。
ファントムスマイル (Phantom Smile)
頭部・右手・左手のうちいずれかが異常に肥大化したHS(イワザルはこれを妄想が膨らんだためと言い、ケスは「あそこが異様に大きい」と意味深に表現している)。巨大化した部分を攻撃すれば一撃で駆除できるが、それ以外を撃てば目の前に瞬間移動してほぼ回避不能な自爆を行なう。
ダイビングスマイル (Diver Smile)
背中にロケット装置を備えており、中空から落下して出現する。着地して以降は通常のヘヴンスマイルと同様である。
ポイズンスマイル (Poison Smile)
体から毒ガスのような霧を噴出するHS。腫瘍以外への攻撃で打ち倒しても駆除されず、何度でも立ち上がる不死性を持つ。唯一腫瘍への攻撃が有効であり、一撃で駆除できる。
マザースマイル (Mother Smile)
デュプリケータースマイルの亜種。デュプリケーターとは違い小型で、根のような触手こそあるものの床に固定されていないため、長い腕を使った歩行ができる。デュプリケーターと同じく卵スマイルを無尽蔵に吐き出す能力も。腹部にある「核」が弱点だが、これもデュプリケーター同様にダンの魔弾以外は効果が薄い。
移動可能なためプレイヤーキャラクターに接近して自爆する性質も持ち、かつ通常のHSより遠い位置で自爆を始めるため、素早い対応が要求される。
バックスマイル (Backside Smile)
両腕に鎌状の翼を持ち、足を持たないHS。浮遊しつつ低速で接近し自爆を図る。極めて硬度が硬く、前方からの攻撃は効かない(マスクのグレネードランチャーを除く)。弱点のコアは背中にあるため、その攻撃にはまず翼や腕、肩を撃って体を回転させる必要がある。
ウルメイダスマイル (Ulmeyda Smile)
ウルメイダ・インターシティのみに出現する、ウルメイダの熱狂的ファンのHS。テレポートで出現し、一定のラインを走行した後再びテレポートで消失する。着用している「TEXAS BRONCO(テキサス・ブロンコ)」とプリントされた黄色のTシャツ全体が弱点。Tシャツ以外を攻撃すると、ヘヴンスマイルのようにプレイヤーキャラクターに向かって歩いて自爆を図る。
駆除すると血液以外に、コイン(「雲男」で必要になるアイテム)を1枚入手できる。
ジャイアントスマイル (Giant Smile)
人間に数倍する巨大な体躯と一つ目を持つHS。弱点はこの「眼(チャクラ)」だが一定間隔で瞼が開閉しており、閉じている間は弱点とならない。攻撃方法は相手に覆い被さるように体を倒しての爆発。
プロテクトスマイル (Protector Smile)
がっしりした体格の上に装甲を備えたHS。腫瘍や弱点を持たず、ほとんど全ての攻撃を無効化する。しかし火に弱く、マスクの通常弾ならば一撃で駆除可能。
ブロークンスマイル (Broken Smile)
背中にミサイル状の巨大な推進装置を持ち、飛行して接近・自爆を図る。HSに過重な推進装置を取り付けただけの強引な仕様のため、飛行は低速かつ低空飛行、壊れたような蛇行ルートを描いて飛ぶ。
弱点は推進装置の赤い「操縦席(コクピット)」だが、その蛇行飛行ゆえに狙撃は困難。
プロテクトΖスマイル(-ゼータ-) (Protector Ζ Smile)
プロテクトスマイルの亜種で、白色の装甲が特徴。防火対策を施してあり、マスクの通常弾も無効化する。その反面制御系が脆弱化しており、マスクの電撃弾を使えば一撃で駆除できる。
名前はΖガンダムからの引用か。
セラミックスマイル (Ceramic Smile)
「邂逅」でミステリーハウスのボスとして登場するHS。ゴリラのような体形と岩状の肌を持つ。胸の赤いハートマークだけが弱点で、そこ以外はあらゆる攻撃を受け付けない。
頑強な体とは裏腹に臆病な性格であり、銃で照準されていることに気付くと身を翻して逆方向に逃げ出すという特性がある。そのため、反転中に即座に弱点を狙撃しない限り、生息場所「クルクル9」の円環状の地形と相まって行ったり来たりを繰り返し続ける。
ミスリルスマイル (Mithril Smile)
全身に硬い鎧をまとったHS。鎧は破壊可能だが、破壊後には中からヘヴンスマイル・ランニングスマイル・フラワースマイルのいずれかが出現する。
鎧の隙間にある腫瘍を撃てば、鎧に関係なく一撃で駆除可能。名のミスリルは架空の金属名。
プロテクトΖΖスマイル(-ダブルゼータ-) (Protector ΖΖ Smile)
プロテクトスマイルの亜種で、赤く光る装甲が特徴。プロテクトΖスマイルを改良し「自己動力源」を備えており、マスクの電撃弾でも効果はない。マスクの収束弾によって動力を逆転させ、自爆を誘発するのが唯一の駆除方法。
名前はΖΖガンダムからの引用か。
レーザースマイル (Laser Smile)
縦に立てたベッドに移動用の滑車を取り付けたような形状の、ぞんざいな造りの拘束具に縛り付けられたHS。この措置はHS自身が改造を拒んだためとイワザルは説明する。
口から発射するレーザーが武器で、一撃で腫瘍を破壊しないかぎり遠距離から即時大ダメージを受け得る危険なHSである。レーザー発射後は自壊する。
ローリングスマイル (Roller Smile)
仰向けで足首を手で掴み、円状の姿勢をとったHS。この姿勢のままタイヤのように回転して移動する。鳥の鳴き声に似た独特の声も特徴。
高速で転がるため、クリティカルロックオンのスキルを持たない限り腫瘍の狙撃は困難である。